今月の読書

疲れ気味だったので、技術書は買うだけ買って積んでおいて、読みやすい本から読んでいった月だった。

7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー
キングベアー出版
売り上げランキング: 128

この本は高校生のときに買った本で、ちょうど半分のところまで読んで置きっぱなしになっていた。いい加減読んでみるかなぁということで崩した本。

高校生のときはどう思っていたのかはわからないけれど、今読むと「まぁ、そうだよね」みたいな感じに読めた。10年近くで何を積み上げたかはわからないけれど、こういう話が当たり前に感じるのは成長しているんだろうか。

Head First SQL ―頭とからだで覚えるSQLの基本
Lynn Beighley
オライリージャパン
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今までよくわからないけど仕事で扱うことが無かったのでSQLあたりは放置していたんだけど、いい加減なんかやるかと思って大量に購入した本のうちの1冊。まだ1冊しか消化していない。この本は分厚いけどイラストが多いので中身はそんなに多くない。

RDBMSを実装するの楽しそうなので、どこかで一回やってみたい。

ウォール街の物理学者 (ハヤカワ・ノンフィクション)
ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール
早川書房
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自分は技術書とそれ以外を交互に読もうと努めているんだけど、技術書は分厚かったり重かったり濃かったりしてバランスしないので、イライラしてこういう読みやすい読み物系の本を買ってしまう。

クオンツがどうやって生まれたかというのを、いろいろな人物の生い立ちからフォーカスして書いている本。それぞれのストーリーのつながりは気薄なので、それぞれの伝記を少しずつ読んでいる気分になる。

これは小説ではないけど、経済とか経営あたりはビジネス小説という形で読みやすい本が沢山出ているので、真面目な本を読む前にそういった本を読むのがイントロとしては効率よさそう。(バーニーの企業戦略論とかは積んだままになっている……)

オレたちバブル入行組
文藝春秋 (2013-08-02)
売り上げランキング: 7
オレたち花のバブル組
文藝春秋 (2013-08-02)
売り上げランキング: 8
ロスジェネの逆襲
ロスジェネの逆襲
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池井戸 潤
ダイヤモンド社
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流行っていたので読んだ。なんか痛快なのはわかるんだけど、そこでその材料出てこなかったら残念な話になるんだろうなぁと思った。特に最後のやつ。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
Dustin Boswell Trevor Foucher
オライリージャパン
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技術書読むの疲れるとこういう読み物系を読んでしまうその2。これも、まぁそうだよねっていう感じで終わった。

WIRED VOL.9 (GQ JAPAN.2013年10月号増刊)

コンデナスト・ジャパン (2013-09-10)

定期的に買っている雑誌。ハーバードビジネスレビューとかも買いたいんだけど、あれ分厚くて読むの大変なんだよね。中身は下手なビジネス書よりいいんだけど。

WIREDは「確かにこういう話題が好きは人はいるだろうなぁ」という話題を結構載せているので良いですね。ある程度なんか軸があって、そこからちょっと離れているけど離れすぎてない程度のところの話題を集めている感じ。別に役に立つわけじゃないけど、そういう話もあるのかぁというのが結構集められる。概してスタートアップ辺りの話が多い気がするけど。

この号はなんだろう、Code for Americaの話とデトロイトとか禅とかNSAとかエストニアの話が面白かったかなぁ。シリアの話も「おお取材したんだすごい」と思った。

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
NHK出版 (2012-10-25)
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やっと読んだ。あーハイハイ3Dプリンタね、って感じで読んでたんだけど、後半あたりはワーク・シフトと同じ話が出てきて面白かった。

3Dプリンタの話は自分がビットをいじる世代だったからかもしれないが、そんなにうまくいくのかなぁと思った。企業とかでプロトタイピングしたい、という需要はあるところにはあるんだろうなとは思う。しかし、一家に一台みたいな需要はないんじゃないかなぁ。(実際にプリンタも一家に一台ではなくなってきているし。)Star Trekのレプリケーターとかホロデッキまでいったら一家に一台の需要はある。(自分は買う)

3Dプリンタはおいておいて、それ以外のところはそれなりにありそうな話だったように思う。3Dモデルはオープンになっていて、それを個別生産する工場に送って生産してもらうとかは、技術の進歩とか他企業との差別化とかで普通に何とかなるようになったりする気がする。人がそういったカスタマイズにどれぐらいお金を出すのかは物とか人によって違うから、うまくいくものいかないものの両方があると思うけど。

あと面白かったのはイケア効果の話で、人間はものづくりのプロセスに関わると作ったものに対してプレミアムがつくという話。こういうのに適切に名前をつけると意識ができて良さそうだと思った。


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