寿司を握る

寿司を食べることはあっても、寿司を握る機会はあまりない。研究室の後輩が高校生の頃に寿司屋のバイトをしていたというので、先日、握り方を教えてもらうために、寿司パーティなるものをひらいた。このパーティではご飯を炊いてすし飯を作り、寿司ネタも自分で切って行った。

上の画像の左側がその後輩が握った寿司で、右側のものが自分で握った寿司である。一目見ても右側のほうがかなり不格好であることがわかる。実際シャリも潰されていて、ネタともくっついていなくてひどい出来であった。

寿司を握ってわかったのは、まずシャリが手にひっつくということである。これは手袋をつけると回避できることがわかった。また、寿司に付いているわさびはシャリとネタをくっつけるためにあるらしい。

パーティの最後のほうで、後輩に本気出して寿司を握ってもらったのだが、常人ではありえないスピードで握っていた。これぐらいのスピードがないと、回転寿司屋の注文には間に合わないのだろう。しかしながら、その寿司屋のバイトの時給は700円いかないほどだったようなので、僕も彼を時給700円ほどで雇って、時給1500円ぐらいのバイトとして派遣したいと思った。

その日は自分のMaster defenseと学部生の卒論締め切りがあったので、参加人数が多かった。このため、一人あたり食べられた寿司の量はちょっと足りなかったが、500円ほどで収まった。人数を絞っていけば、安い値段で満足のいく量があり、かつエンターテイメント性のあるご飯が食べられるはずだ。